いちごの豆知識
いちごが日本で食べられるようになった経緯や、いちごの豆知識紹介します。
- 日本での歴史と名前
- いちごは果物なの?野菜なの?
- いちごの代表的な種類
- いちごの表面のツブツブ
- いちごの栄養成分
- いちごの甘い部分
- いちごの保存方法
- ショートケーキの日
1.日本での歴史と名前
- 日本でいちごが食べられるようになったのは、江戸時代末期の1830年代だと言われています。当時はオランダ船によって持ち込まれたため、オランダイチゴと呼ばれていました。
- 明治時代に農業が近代化されるにつれ、さまざまな外国品種が導入され、営利栽培が始まりました。
2.いちごは果物なの?野菜なの?
- 園芸学的には、草本性であるいちごは野菜に分類されます。
- ただし、実際には果物と同じように食べられているため、「果実的野菜」とも呼ばれています。
3. いちごの代表的な種類
- あまおう・・糖度が高く、甘酸っぱい味わいが特徴です。福岡県で育成されました。
- とちおとめ・・甘味と酸味のバランスが良く、日本国内で栽培されています。
- 紅ほっぺ・・鮮やかな赤色で、甘さがあります。静岡県生まれの品種です。
- 章姫(あきひめ)・・「久能早生」と「女峰」を交配して生まれてた品種で、甘さと香りが豊です。
- やよいひめ・・7月から11月頃に収穫される四季成りいちごで、甘さと酸味がバランス良く感じられます。
これらはほんの一部であり、日本国内にはさらに多くのいちごの品種が存在しています。
4.いちごの表面のツブツブ
- いちごの表面にあるツブツブは種ではなく、果実です。
- 一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」です。私たちが食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。
5.いちごの栄養成分
- いちごはビタミンCが豊富で、みかんやグレープフルーツの約2倍の量を含んでいます。
- 葉酸やアントシアン(ポリフェノールの一)も多く含んでおり、目の働きを高めたり、眼精疲労を予防したりする効果があります。
6.いちごの甘い部分
- いちごは先端から熟していくため、ヘタの部分より先端のほうに糖が多く蓄積しています。
- ヘタよりも中央、中央よりも先端が甘いので、ヘタをカットして中央から食べ始めると、最後により甘く感じられます。
7. いちごの保存方法
- 生で食べるときは、パックから出して重ならないようにポリエチレン袋に入れて冷蔵庫で保存します。
- ジャムにするときは、いったん冷凍するとなめらかに仕上がります。
8. ショートケーキの日
毎月22日は「ショートケーキの日」です。カレンダーを見ると22日の1週間前が15日。15(イチ・ゴ)が上にのっている22日が、ショートケーキを連想させることからこの日が制定されたと言われています。
いちごは美味しくて栄養豊富なフルーツですね!
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