さつまいも取れたて豆知識

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さつまいも取れたて豆知識

 

さつまいもは、日本を代表する美味しい野菜の一つです。その甘さと栄養価から、多くの人々に愛されています。その魅力を紹介します。

目次

  1. さつまいもの歴史
  2. 産地
  3. 規格
  4. 代表的な種類
  5. 1反からとれる収穫量
  6. キュアリング処理とは
  7. 上手な保存方法
  8. 選び方
  9. おすすめアイテム

1.さつまいもの歴史 日本に広まった理由は

八代将軍吉宗の頃、蘭学者の青木昆陽によって飢餓のときの代用作物として栽培を奨励し、全国に広められたと言われています。また、10月13日は、さつまいもの日。ご存じない方が多いとは思いますが、「川越いもの友の会」が旬である10月と江戸から川越までの距離が十三里(およそ52km)だった事から制定したようです。そして焼き芋屋の異名として、「八里半」や「十里半」と呼ばれる事がありますが、八里半は、焼き芋が栗の味に似ていた事から「栗(九里)には及ばない」と看板に「八里半」と書いた事が由来になり、十三里は、「栗(九里)より(四里)うまい十三里(9+4=13)」という語呂合わせから生まれたそうです。

2.主な産地

さつまいもを育てるのによい温度は20~30℃。一番収穫の多い鹿児島県では、2月に植えつけて、5月~6月に収穫されています。秋には、茨城県と千葉県で取れ始めます。このときに取れた芋は貯蔵して、次の年の芋が取れるまで少しづつ出荷されます。

また、世界では8割以上が、中国でつくられており、ウガンダ、ナイジェリア、インドネシア、ベトナムなどがこれに次ぐ生産国です。(農林水産省より)

3.さつまいもの旬は

1月頃。特にさつまいもは、旬とおいしくなる時期が異なり、温度や湿度をコントロールし貯蔵することで、さつまいもに含まれるでんぷんが時間の経過とともに糖化し、水分や甘みが増す10月~1月頃がもっとも美味しくなります。

4.市場に出荷されている規格とは

基本は産地から5kgダンボールでサイズ別に出荷されている。

  • 等級  入数
  • 2L  約9本入
  • L   約13本入
  • M   約18~20本入
  • S   約28本~33本入

(産地によって入数は異なります。)

この等級と言われる部分には、A品、B品、C品、(例A2L、B2L、C2L)が存在し価格が段階的に安くなっている。販売している時は表記されていないのに、こんなに細かく分ける必要があるのだろうか?SDGsの観点からも見直しを図っても・・・

5.さつまいもの主な種類

  • こがねせんがん・・芋焼酎の代表的な原料。ホクホク系で甘さ控えめ
  • 紅あずま・・ホクホク系で繊維が少なく、食味に優れ焼き芋に適している
  • 紅はるか・・しっとり系の食感とホクホク感の二刀流
  • シルクスイート・・しっとり系で、なめらかな食感
  • 安納芋・・ねっとり系でしっとりととろける食感と強い甘味
  • なると金時・・徳島県鳴門の砂地で作られる芋は、栗のようなホクホクした食感
  • パープルスイートロード・・粉質でホクホク感があり、あっさりとした甘み

6.一反からとれる収穫量は

品種などの条件により変わってきますが、平均収穫量は1反3~4tぐらい。
1反=1000㎡ 長さ33cmの畝が30畝として、株間40cmとして1畝当たり80本
30畝×80本=2400本の苗
1株当たり3kgの収穫として3kg×2400株=7.2t

(正品率は、もう少し低くなります)

7.キュアリング処理とは

収穫後すぐには出荷しない?キュアリング処理とは

貯蔵初期に収納庫内の温度を30~33度位、湿度を90~95%の条件にして、3~4日置きその後、放熱して13~14度に調整します。この処理により、収穫時の傷にコルク層(自然治癒(キュア))が出来て、傷をふさぎ病原菌などの侵入を防ぎ最適な水分やおいしさを閉じ込めます。年間を通して安定出荷が可能になります。そしてデンプンの一部が分解して「デキストリン」と「ショ糖」になり、タンパク質の加水分解も進みます。この処理により粘質となり、甘みが増し、外皮がなめらかになります。

8.上手な保存方法 保存に向くサイズは

寒さに弱いさつまいもは、芋の先端部や細い部分ほど弱くて腐りやすい為、コロンとした中太りで皮の厚いものが保存に向いています。そして冬季でも13℃から15℃を保てる場所で、紙袋や新聞紙で包み保管。ただし通気性の悪い、ポリ袋などの密閉性の強いものは、芋から出る水分が結露して腐りやすいので注意が必要です。

 

9.さつまいもの選び方

  • 丸みのある中太りのもはスジが少ない
  • 表面のくぼみが少ないもの(筋が多い可能性がある)
  • 皮が鮮やかな赤紫色で色の濃いもの
  • 蜜が出ていると言われる、切り口に黒い跡やネバリがついているものは糖度が高い

10.家で焼き芋をグレードアップするおすすめアイテム                                                                   (アルミホイルで簡単に焼きいもが楽しめる)

東洋アルミエコープロダクツ株式会社 石焼いもも黒ホイル
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